アート

アート · 2024/03/01
現在、豊田市民芸館で開催中の河井寛次郎展に行って来ました。陶器や木彫などの作品も良かったですが、寛次郎の書はエネルギーを感じられて特に良かったです。
アート · 2023/09/25
 昨日、名古屋市博物館の水木しげるの妖怪 百鬼夜行展覧会の最終日に行ってきました。「塗り壁」は福岡県の言い伝えに登場する妖怪で夜道を歩いていると急に行く先が壁になり、どこへも行けなくなる妖怪です。水木さんも出征先のラバウルで同様の現象に遭遇したとのことです。メンタルの患者さんも何らかの壁にぶつかり先へ進まない鬱状態を経験しておられるかと思いますが、もしかしたらこの妖怪に取り憑かれているのかもしれません。どうか壁を突破する気力を甦らせてください。  私が一番気になった妖怪は「いそがし」という妖怪です。熊本県八代市の松井文庫が所蔵する妖怪絵巻「百鬼夜行絵巻」に描かれている日本の妖怪です。水木さんはこの妖怪を紹介した当時の1990年代に当時の日本人を「この妖怪が取り憑いている」と批判していましたが、現在の日本人も口を開けば皆「いそがしい」と言っているので、昔も今も全然変わっていないですね。私も取り憑かれているのかもしれません。働き過ぎは良くないと自戒しました。  ポストカードの売れ行きや、観客の人の反応から、妖怪の人気ナンバーワンは「アマビエ」の様でした。1846年5月に肥後の国の海上に光り輝いて現れ役人に対して「当年より6か年の間は諸国で豊作が続く。しかし、同時に疫病が流行するから、私の姿を描きうつして人々に早々に見せよ」と予言めいたことを告げ、海の中に帰って行った妖怪です。今の日本もコロナ禍以降株価も右肩上がりですが、コロナウイルス感染症はなかなか収束せずインフルエンザも流行ってきている状況で、予言の状況とよく似ている気もします。アマビエ人気は人々のコロナ終息への期待が現れていると思いました。
アート · 2023/06/09
 昨日、三重県美術館まで行って『小野竹蕎展』を観てきました。 竹蕎は雲の画家とも言われます。画家として将来を嘱望された息子の春男さんを戦争で亡くしてから、息子の魂が雲の上にある様に感じて、そこから空に浮かぶ雲に関心を寄せ、その姿を懸命にとらえる様になりました。雲の絵の背後には父と息子の切ない物語がありました。...
アート · 2023/05/07
 連休中に「徳岡神泉展」に行って来ました。写真では分からない実物の絵のみが持つ素晴らしさに圧倒されました。ギャラリートークでの神泉についてのお話もとても参考になりました。...
アート · 2022/10/29
先日の大作タートルランプの余ったガラスで新作の可愛いランプが出来ました。新たに診察室入り口のニッチに飾られています。猫も壺から落ちない様に頑張っています。
アート · 2022/10/04
 たまたま暇な時にGoogleで「メンタルクリニック」と「ステンドグラス」の2項目を掛けて検索してみたら、一番上に当院が出てきました。画像項目の欄には「山口メンタル」の欄があり、そこにホームページに載せた当院製作の作品が全て載っていました。AIの検索能力恐るべしです。...
アート · 2022/09/21
待合室に新しいステンド・ランプが出来ました!構想から完成まで数年かかった作品です。 暗闇の中にいる患者さんの心に希望の灯りをともすクリニックでありたいです。
アート · 2022/09/08
 今日は朝から雨が降り鬱陶しい日でしたが、朝から散髪に行って来ました。1か月に1回、伸びすぎた余分な髪の毛を切る行為が私は好きである。髪は人にとって長い友であり、髪の字の中の三本の線は「気」を表すので、散髪は気持ちをリフレッシュするのにも役立ち散鬱効果もあると私は思います。...
アート · 2022/05/30
昨日、愛知県美術館の「ミロ展 日本を夢みて」に行って来ました。ミロと日本との関係をメインテーマとした世界初の展覧会とのふれこみでした。「ミロを見ろ」とは私が考えた駄洒落ではなく、ミロと交流があり世界で初めてミロに関する本を書いた瀧口修造がミロとの共作「ミロの星とともに」という詩画集の中で詩として書いています。...
アート · 2022/04/18
公園の藤棚が綺麗な季節になり、当院ニッチにも藤のステンドグラスのランプを置いてみました。時々、模様替えをして気分を変えることも大事ですね。

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