今年は何十年ぶりにNHKの朝の連続ドラマの「アンパン」と大河ドラマ「べらぼう」を録画して観ています。1回観だすと次が気になり続きを観たくなりますね。
精神科の診察も連続性があり、一人一人の方の人間ドラマの続きを、「その後どうなりましたか?」と毎回お伺いするのは興味深いものです。それがあるから飽きずに長年精神科の診察が出来ている気がします。
移転のお祝いに設計士さんから頂いたお地蔵さんが当院の玄関近くに在りますが、やなせたかしさんの生き方や書かれた文章に以前から関心を持っていた為か、このお地蔵さんが私にはアンパンマンにしか見えないのです。連続ドラマ「アンパン」の中で繰り返しメッセージされる「なんのために生まれてなにをして生きるのか?」というテーマは誰にとっても胸に突き刺さるものですが、私にとっては「医業を通して人を助けること」であります。
困った人に自分から駆けつけるのがアンパンマンですが、待ちの仕事である開業医は駆けつけることは出来ませんが、どこよりも早く困っている新患さんを受け入れ力になれる様に努力したいものです。

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