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身近な国際観光都市

 いつも患者さんには「家の中にばかり居ないで外へ出ることが大事」とか「仕事ばかりではなく遊びも大事」などと言っていますが、それを実践すべく昨日は、犬山に遊びに行って来ました。

 下の写真は「ホテルインディゴ犬山有楽園」から見た犬山城と水鏡風景です。同ホテルは昨年、「インディゴ」ブランドでは日本で3番目に出来た外資系の国際リゾートホテルです。ランチに行っただけですが、従業員さんの接遇など世界レベルのサービスの一端を味わうことが出来ました。

国内茶席三名席の一つ「如庵」の中に入る特別拝観をして来ました。「如庵」は織田信長の弟織田有楽斉が建てた茶室で、建てられた京都から東京、大磯を転々として有楽斉の故郷尾張の犬山に帰って来た数奇な運命の茶室です。国宝第3号であり、移送の為に交番や電柱や民家を立ち退かせてまで運んだ逸話があるとのことです☟

現存する天守閣の中では日本で一番古いと言われる犬山城(白帝城)☟

犬山は鵜飼や犬山祭、夏の花火、明治村、リトルワールドもあり観光資源豊富な場所です。

犬山城(国宝第44号)は他の古城と併せて水面下で世界遺産登録を目指していることもあり、将来は外国人が多く訪れる「世界の犬山」に成り得るかもしれません。ホテルインディゴも先発の2箇所は軽井沢と箱根ですので、将来の犬山の観光地としての発展を見据えて進出して来たと思われます。

 飛行機や新幹線に乗り、遠くに観光旅行に行くのはもちろん楽しいですが、庶民の我々は気軽にリフレッシュ出来る、片道1時間以内の地元の観光地をもっと大事にしたいものです。