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藁をもつかむ思い

苦しい時や辛い時にあてにならないと思いつつも、あてにして何とか助けを求めたい、頼りたい気持ちを「藁にもすがりたい」とか「溺れる者は藁をもつかむ」と昔の人は表現していました。悩んでメンタルクリニックを初めて受診される方の気持ちもそんな物かと推察します。

 当院に最近来られる方も、他院で「今なら初診予約は12月」と言われて愕然として、遠方からわざわざ当院へ来て下さる方が目立ちます。他はそんなに先まで予約が入っているのか?と唖然とします。

 当院は、特に何の特徴もない普通のメンタルクリニックですが、あえてアピール出来る点は初診が他より早く診れることです。初診の方は看護師の協力も得ての病歴の聴き取りや、診察の後のカルテの記載や詳細なまとめで、お一人にかなりの時間を要します。再診の方の隙間時間を見つけて初診の方を多い時には一日に4人とか5人診る綱渡りの診察スケジュールの日もあります。当然、新患の方のカルテの記載やまとめは診察後の夜の作業になりますので、毎日夜遅くまでの残業残業の日々で身を切る思いでやっております。私のそれ位の負担は、本当に困っている方の悩みに比べればさほどでもないと思っています。

以上が、当院が沢山新患を診れる理由の一つであります。「藁をもつかむ思い」で当院へ初診予約の電話をかけて来て下さる方の思いに応えるクリニックでありたいと思っています。

 

 

 

当院裏でも稲刈りが終わりました。☟