還暦

ついにその日が来てしまった。「還暦」の日である。５０代と６０代では大きく気分が違う。毎年、大したことも出来ずにあっという間に１年が過ぎ来て過ぎてしまい、ついに初老期に入ってしまった感があり、ちょっとショックである。

　還暦のイメージで私が思い浮かぶのは、子供や孫に囲まれて「おじいちゃんお疲れ様」とか、定点を迎えて、奥さんから「お父さん、長い間お疲れ様でした。少しの間、ゆっくりしてください」と言われて今後の人生を考えるなどが思い浮かぶが、私の場合はそういうのは全くない。まだまだ気持ちは若いつもりでいる。

干支は十二支と十干（甲・乙・丙など）の組み合わせで６０種類に及び、人間が生まれてから６０年経つと、この６０種類の干支が一巡して「生まれた時と同じ暦に還る（赤ちゃんに還る）という意味で還暦と呼ばれるそうです。

また、明日から医師を目指した時の初心に還った気持ちで頑張りたいです。

「実るほど頭が下がる稲穂かな」精神で頑張ります。