· 

看護の日

 今日は看護の日です。看護の偉人ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定されました。全国の看護師の皆さんの医療現場最前線での日々の献身的なお仕事に心から敬意を表します。また、コロナ禍の医療混乱、ワクチンの打ち手不足の今、看護の力の必要性・重要性が痛感されます。

 昔は看護婦と呼ばれていた名称が途中から看護師と呼ばれる様になり以前よりは社会的に尊敬される様になりましたが、その仕事の大変さに比して待遇が恵まれていないので、資格を持ちながらペーパー看護師で家に居る人が多い現状です。当院の患者様にもその様な方が比較的大勢おられますが、とてももったいないことであると日頃から思っています。

 確かに夜勤を含む交替勤務はきつい仕事ですが、医師の外来診療の補助業務や採血、注射などの処置業務はそれ程大変ではない。コロナワクチンの接種行為自体も0.3ccをワンショットで打つので一瞬の作業であり、慣れればそれ程大変な医療行為ではないと思います。もちろん、リスクもありますが良い処遇があれば、現在仕事に就ていない看護師さんもアルバイト感覚で働きたい人も出て来ると思います。

昔、スチュワーデスが花形職業であった時代も懐かしいですが、将来看護師という仕事が、今よりも何倍も高い給料を貰えるようになり、それによって人が増えることによる一人の負担軽減して働きやすくなり、人々の尊敬により子供が憧れる人気職業になることを夢みます。