今日は三重県菰野町のパラミタミュージアムに「生誕130年 堂本印象展」を観に行ってきました。彫刻、風景画や人物画は元より、仏画や寺院の襖絵や天井画、教会の壁画、抽象画など何でも描いてしまう天才画家です。時代に応じて画題や画風を柔軟に変えました。最後は自分で建築、内装、家具まで自分でデザインした美術館という立体作品を生前に建設してしまうという破格の画家です。こんな画家は他にいません。
アートを観るということは、美術品そのものから何かを感じ取るのはもちろんですが、描いた画家からの生き方や作品にかける思いから生きるエネルギーを貰うことに意義があると思います。今日も印象から明日の診療へのエネルギーを貰って帰って来ました。
「木華開那媛(このはなさくやひめ)」の絵の中には、満開の山桜と八重桜が咲き誇っていました。美術館の前庭には枝垂桜が咲いていました。春です。
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