エッセンシャルワーカー

今年のコロナ禍でエッセンシャルワーカーという言葉がよく聞かれましたが、その中でも最たる仕事が夜間休日でも病気の人を診る医療従事者の人である。特に、自身への感染リスクもありながら、この年末年始にコロナウイルスの感染患者さんを診ておられる人たちには心からの尊敬と感謝の気持ちを表します。

私も研修医時代や病院勤務時代に夜間休日の当直や、盆正月の世間の人や他の先生が休んでいる間に少ない人数で必死に頑張った記憶もあり、今のコロナ禍の医療の大変さを肌感覚で感じます。

今の病院勤務システムだと、一生懸命に働いても報われず、ある程度の年齢になると医者も看護師も大病院を辞めてしまう傾向が強く、医療崩壊にもつながります。

公的病院においても、過酷な勤務で頑張った人には特別報奨金を臨時支給するなど柔軟な手当てをしても市民は誰も文句を言わないと思います。私もエッセンシャルワーカーの端くれとして、後方で人々のメンタルサポートに努めたいと思います。