先日の大作タートルランプの余ったガラスで新作の可愛いランプが出来ました。新たに診察室入り口のニッチに飾られています。猫も壺から落ちない様に頑張っています。
たまたま暇な時にGoogleで「メンタルクリニック」と「ステンドグラス」の2項目を掛けて検索してみたら、一番上に当院が出てきました。画像項目の欄には「山口メンタル」の欄があり、そこにホームページに載せた当院製作の作品が全て載っていました。AIの検索能力恐るべしです。...
待合室に新しいステンド・ランプが出来ました!構想から完成まで数年かかった作品です。 暗闇の中にいる患者さんの心に希望の灯りをともすクリニックでありたいです。
今日は朝から雨が降り鬱陶しい日でしたが、朝から散髪に行って来ました。1か月に1回、伸びすぎた余分な髪の毛を切る行為が私は好きである。髪は人にとって長い友であり、髪の字の中の三本の線は「気」を表すので、散髪は気持ちをリフレッシュするのにも役立ち散鬱効果もあると私は思います。...
昨日、愛知県美術館の「ミロ展 日本を夢みて」に行って来ました。ミロと日本との関係をメインテーマとした世界初の展覧会とのふれこみでした。「ミロを見ろ」とは私が考えた駄洒落ではなく、ミロと交流があり世界で初めてミロに関する本を書いた瀧口修造がミロとの共作「ミロの星とともに」という詩画集の中で詩として書いています。...
公園の藤棚が綺麗な季節になり、当院ニッチにも藤のステンドグラスのランプを置いてみました。時々、模様替えをして気分を変えることも大事ですね。
昨日は、一宮の三岸節子記念美術館の「貝殻旅行 三岸好太郎・節子展」最終日に行って来ました。お孫さんの太郎さんの講演では親族ならではのお二人のエピソードを興味深く拝聴しました。...
NHKこころの時代で、現在月1回第3日曜日に「それでも生きる 旧約聖書『コヘルトの言』」が放映されています。その中には「すべての出来事には時がある」という「時の歌」など有名な詩もあります。3月20日の番組最終回のタイトルは「それでも種をまく」です。...
診察室に新しいランプが入り彩を添えています。もちろん、当院特製です。遠くから見るとなんとなくクリスタルに見えます。
来週23日から名古屋市美術館で「ゴッホ展」が開催される予定ですが、それに先立ち中日文化センターで名古屋市美術館の深谷参与のお話を伺って来ました。ゴッホと言えば、自分で耳を切り落として精神病院に入院したり,最期はピストル自殺をするなど、一般的には危ない人とのイメージがありますが、ゴッホの日記の研究分析から実際は多言語を話す極めて常識的な人であった様です。むしろ真面目過ぎるほど真面目な人で、その為にかえって人と上手くやっていけず、常に生きにくさを感じながら生き、最終的には自殺という破局的結末につながったとのことでした。彼の苦悩を昇華した作品が後世に天才の作品と評価され、現在の展覧会人気にもつながっています。 日々精神科の診察をしていると、その人の「病前性格」というものが症状の発現の仕方に大きく関係していると実感します。一般的には真面目は長所にもなりますが、それが過ぎると融通が利かなくなり短所にもなりえます。苦難の多い人生行路を乗り切って行くのには柔軟なバランス感覚が大事だと思います。 我々精神科医もゴッホの人生と作品から学ぶべき事は多いと思います。本物を観れる展覧会が待ち遠しいです。