エッセイ

エッセイ · 2020/09/06
最近良く思うことは、「活路を開く」ということです。路と道はほぼ同じ使い方ですが、ここでは活路と言う意味で路に統一します。...
エッセイ · 2020/08/09
最近、大事な物を入れる為にアンティークの木箱を購入した。大正時代の物であり百年以上前の物である。年月を経た物は新しい物にはない魅力があり、木の手触りはプラスチック製品などと違いとても良い。送料込み四千円台で買えるお宝である。今時、手に届く様なお宝などないと思っていましたが、見つけ方次第で宝は身近な所に転がっていると感じました。一つの発見でした。今後も末永く大事に持っていたいです。
エッセイ · 2020/07/25
最近、御家族のご紹介で新患として受診される方が多い。主な受診動機は夜間不眠である。不眠症の有病率は一説によると人口の約20%との調査結果もあり、不眠症は昔からありきたりの症状で、以前は内科などでお手軽に睡眠導入剤を投与されて済まされて来ました。しかし、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は依存性や翌日の眠気・ふらつきなどの副作用も目立つので問題視され、近年では内科などの一般科ではベンゾジアゼピン睡眠薬の長期投与は出来ないことになり、事実上精神科専門医でしか処方が出来なくなっています。良い睡眠があっての翌日の良い心身のパフォーマンスがあり、鬱症状も不眠症から始まることが多いです。昔は内科小児科に家族で受診していた様に、夜よく眠れないことに悩む人は老若男女問わず気軽に精神科・心療内科を受診して欲しいと思っています。
エッセイ · 2020/07/16
藤井新棋聖誕生おめでとうございます。名鉄瀬戸線沿線に住む者として地元のヒーロー誕生の思いです。 最近は、将棋でもAIが読む次の一手がプロ棋士の読みを凌駕し、プロがAIに負けることが驚かれない時代である。藤井新棋聖の強さの理由として、AIを超えた読みの鋭さが言われています。...
エッセイ · 2020/07/11
メンタルクリニックの不思議の一つに、初診がなかなか診て貰えないことがある。他院に初診の電話をかけると診て貰えるのが何か月後というのがよくあるらしい。一方患者さんの側では、症状が強く待ったなしの場合もある。最悪の場合は、自殺行為につながる危険な状況もある。ひとまず、当面困っている主症状が改善できれば危機を脱せることも多い。夜間救急にかかっても、総合病院の救急外来では一時しのぎに過ぎない。やはり、専門医がメンタルで困っている人を極力早く診て、まず最初の一手を打ち、的確な手当てをすることが治療上一番重要である。詳しい検査や入院が必要で他院へ紹介するなどの次の一手は後でいかようにも打てる。以上が、当院が多少無理してでも新患を早く診る理由である。
エッセイ · 2020/07/03
最近の患者さんからよく出て来る一番のキーワードは「コロナ」ですね。当院の患者さんにもその影響は大きいです。元々、不安要因に過敏な人たちが、マスコミが「コロナ鬱、コロナ不安」などとはやし立てる影響を受けてより不安が増しており、段々症状化して愁訴につながって来ている印象です。...
エッセイ · 2020/07/01
昨日、キャッシュレス・ポイント還元キャンペーン最終日にて、駆け込みで一眼レフカメラを購入してきました。最近では、カメラはボタンを押すだけの簡単デジカメでOK、スマホのカメラがあれば余程不自由しないので、デジカメも不要では?と思っていました。しかし、今の場所に移転してから裏の田んぼに鷺や鴨などの野鳥が時々来ますが、スマホのカメラでは望遠が効かないので鳥が小さくしか撮れないという悩みを抱く様になりました。デジカメ以前の時代には、一眼カメラや交換レンズも使っていたことを思い出し、十数年ぶりに新しい一眼レフと超望遠レンズも思い切って買ってしまいました。野鳥たちがカメラへの目を覚ませてくれたかんじです。10万円の給付金はまだ届いていないけど、それも購入へ背中を押してくれました。近々、鳥派デビューして、良い写真が取れたらブログでご紹介します。
エッセイ · 2020/06/29
当院のようなクリニックの治療は、患者さん側から見ると毎日同じような事を淡々と繰り返しをしている様にも見えます。しかし、患者さんの病状は毎回変化され、日々新しい方も来られ、転医して去ってっ行く方もおられ、日々千変万化です。今まで一度も飽きたと思った日はありません。毎日色々な事が起きますので、ここは山口メンタル劇場か?とも思えるほどです。この劇場の箱の中では、患者様も観客ではなく当院スタッフと同じ役者ということになります。昔から舞台に上がること「板に乗る」と表現してきました。 当院の板は受付は栃の一枚板、床の木は桜の木、玄関のドアや受付の天井は杉、診察室の机はタモの木などで、無垢材の板を多用しております。本物の板を置くことは当院の治療への真剣さの表現とご理解ください。
エッセイ · 2020/06/26
精神科の診察では、同じ場所に同じ医者がいつも居ることが大事だと思います。大学病院では数年おきに主治医交替が当たり前ですし、インターネットに広告をよく出している様な大手のメンタルクリニックではたまにしか来ないパートの先生が多く、行くたびごとに医者が違うこともよくある様です。メンタルクリニックの良さはいつも変わらない安心感です。...
エッセイ · 2020/06/15
精神科の診療は、基本的に検査をせずに診断します。補助として血液検査や心理検査、画像診断、脳波検査をされる先生もおられるかと思いますが、あくまでも補助です。他で検査しても何も異常がなくメンタルクリニックに来られる方が多く、検査機器のない当院での診察は味覚以外の四感を総動員しての診断になります。問診・視診はオンラインでもある程度できるかもしれませんがリアリティに掛けると思います。その人が発する気というものがオンラインでは伝って来ないです。医療は科学だという時代に馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、俗に元気や陰気などと表現される目に見えない気という物をその人から直接感じ取ることが精神科の診察では一番大事です。以上のような理由からオンラインでの診察は当院では出来ません。

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