エッセイ

エッセイ · 2021/10/25
大学の時に一緒に病院実習をした同級生が、来春から母校の国立大学の学長になることが決まった。大変な出世でおめでたいことである。我々世代も、同級生が学長になる年齢かと感慨深いものがあります。私の入学を認めてくれて卒業させてくれた恩ある母校のさらなる発展に尽力して欲しいと思っています。...
エッセイ · 2021/10/21
日々の診察の中で、患者さんから「もう死にたい」と言われることがよくある。究極の現実逃避発言である。ぼやきの場合もあるが、本当のサインである場合もあるので見極めが大事である。...
エッセイ · 2021/10/16
 当院の名前をカーナビに入力すると、現在地の登録が機械の中でまだなされていないので、移転前の勝川駅前のビルに誘導されてしまう様です。新患の方で、時々カーナビに従って勝川まで行かれてから、そこにクリニックが存在しないので、あらためて当院へ場所の問い合わせの電話がかかってくることが時々あります。その後、20分以上かかって当院へ移動して来られてから診察となると、ご本人にとっても当院にとっても大いなる時間のロスになってしまいます。地図は時々更新されても、施設名や電話番号での検索機能などは、なかなか更新されない様です。便利なカーナビに頼っても良いですが妄信せず、電話予約を取られたとき時にはちゃんと「松原中学の東側」とうちのスタッフが念押ししているはずなので、その言葉を思い出して、「カーナビの情報は間違っているな」と頭の中で情報修正をして御来院してください。  将来、自動運転に近くなると、カーナビ・コンピューターのデータが日々刻々と変わって新しい所に間違えず案内してくれる位の情報精度が無いと色々な問題が起きる気がします。 上に書いた様な案内間違いの精度では自動運転どころではありません。 将来的には、車は電池+モーター+超高性能コンピューターという電化製品に近づくと思いますが、電池とモーターは昔のプラモデルの車の様に他から買ってきて組み込む物となり差別化はあまり出来なくなり、コンピューターの精度の違いが車に乗る快適さを大きく左右すると思います。アップルなどのIT業界の大手が自動車業界に参入して来て覇権を握る可能性もあると思いました。
エッセイ · 2021/09/17
夜などは急に涼しくなり。秋の訪れを実感する今日この頃です。いわゆる季節の変わり目であり、急激な気温の変化で自律神経のバランスも乱れやすく、体調を崩す方が多い今日この頃です。また、ちょうど学生さんでは二学期や秋学期が始まる頃、社会人では夏休み明けの後半戦が始まったばかりで、人事異動がある所もあり環境の変化も大きくストレスが増しやすい時期でもあります。 憂鬱な気分や意欲低下、倦怠感などの症状などを主訴に当院への新患希望の方も増えて来ています。俗に、春の「五月病」に対して「九月病」などとも言われています。病気としては軽症の部類に入りますので、自力で良くならないと思われたら、早めにメンタルクリニックへの受診をお勧めします。
エッセイ · 2021/09/09
ついにその日が来てしまった。「還暦」の日である。50代と60代では大きく気分が違う。毎年、大したことも出来ずにあっという間に1年が過ぎ来て過ぎてしまい、ついに初老期に入ってしまった感があり、ちょっとショックである。...
エッセイ · 2021/08/27
最近、休診日の木曜日はほぼ毎週、大規模接種会場にて新型コロナウイルスのワクチン接種業務に携わっており、ブログの方もすっかりご無沙汰しておりました。...
エッセイ · 2021/08/12
暑い夏の盛りを皆様、いかがお過ごしでしょうか?我々スタッフも、短い間ですが夏休みを頂いています。お陰様で何も宣伝しなくても新規の患者様がどんどん来て下さる様な状況がずっと続いており誠に感謝しております。 年中忙しい状況ですが、やはり我々も人間ですので、たまには休みと気持ちのリセットが大事です。...
エッセイ · 2021/08/02
精神科の患者さんで不安が強い方に現れやすい「強迫」という症状がある。不潔が気になると何度も手洗いをしたり、外出中の泥棒が気になる人は出掛ける前に玄関の鍵を閉めたか何度も何度も確認したりと、自分でも馬鹿馬鹿しいと思っても止められない止まらなくなる。病名としては不安障害のうちの強迫性障害という診断となるが、アルコール依存や過食症もお酒や食への強迫症状と捉えるなど、「強迫」は精神科領域ではもっと広い概念であると思う。 強迫性障害の場合、治療的には抗うつ剤などの薬が効く人もいるが、効かないことも多く治すのに厄介ない病気である。露妨暴害反応法という行動療法で治す方法も無くはないが、やっている所を探すのが大変なほど少ない時間とお金がかかる治療法であり一般的ではない。最近では、私も強迫の患者さんとの診察では達観的となり「手洗いや鍵の確認はやっても良いが、適当な回数にしといてね」とあえて強迫行為の時間や回数にはあまり触れずに、他の事に話題を向ける様にしています。 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という格言は、気分変動の病気である双極性障害にも当てはまる箴言ですね。
エッセイ · 2021/07/22
一所懸命とは鎌倉武士が与えられた領地を命を懸けて守るという意味が由来である。一所懸命から派生した言葉で、今ではより一般的に使われている言葉に一生懸命があるが、開業医の場合は一所懸命の方がふさわしいと思う。自分で購入した土地、自分で建た建物であり、その分の借金も背負っているので、大病院の勤務医の方とは患者さんに対する真剣さが違ってくると思う。  毎日同じ場所で同じ様なことをしていて飽きないか?と思われるが、今まで飽きたことは一度もない。精神科クリニックの臨床は殆ど毎日新しい患者さんとの出会いがあり、再診の方の経過も千変万化し飽きることがない。  開業16年目に入り、私にとっては折り返し地点を過ぎた感じだが、これからも毎日、新鮮な気持ちで一所懸命務めて行きたい。
エッセイ · 2021/07/21
多くの学校で今日から夏休みに入った。当院では最近、10代の若い患者さんが増えて来ている印象ですが、一方では、学校の先生の患者さんも少なからずおられます。学校という社会でストレスにまみれて疲れ果てた学生や先生の患者さんにとっては、天の恵みとも言える長い夏休み、大いにリフレッシュして2学期に備えて欲しいと思っています。また、夏休みは病状の立て直しの時期でもありますので、夜は早く寝て朝は決まった時間に起きるなど規則正しい生活を心がけて元気を増して欲しいと思います。

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