エッセイ

エッセイ · 2021/05/02
 今年はコロナ渦の真っ最中の黄金週間休みであり、所によっては緊急事態宣言も出ている憂鬱な長期連休である。...
エッセイ · 2021/04/09
私的な話で誠に恐縮ですが、今日という日は自分にとって特別な日だ。今まで何十回も巡って来たけど、今年は母親が亡くなった年と同じ年齢になってしまったという感慨がある。自分はまだ何も大したことはやれていないが、運よく医者になれた幸せを噛み締め、今後も自分の出来る範囲で目の前にいる患者さんの為に全力を尽くして行きたいと誓った日でした。今日の夕陽は綺麗でした。
エッセイ · 2021/03/14
先日、『名古屋市環境局大江粉砕工場』に初めて行ってきました。昔から家に溜まっていた粗大電化製品の処分の為です。さすがに捨てると決めた物でも、昔の一定期間お世話になった物でそれぞれに思い出もある物ですが断捨離の一環として思い切って捨てに行って来ました。...
エッセイ · 2021/03/08
星の王子様の中で、王子様がキツネに「『なじみになる』ってどういうことなの?」と聞く場面がありますが、キツネは「それはねえ、『絆を結ぶ・・・』ってことだよ」と答えます。『絆を結ぶ』とは『時間をかけて相手がかけがえのない存在になること』とキツネは教えてくれます。精神科の診療でも、初診時には初対面でも時間をかけて患者様と医師の関係が深まり徐々にかけがえのない存在になって行くことが、精神科医療の真髄ではないかと思います。  星の王子様が育てた一本のバラが他のバラとは違う大事なものである様に、当院も星の数ほどあるメンタルクリニックの中から、患者さんにとって「たった一つの大事なクリニック」になれるように、患者様の「目には見えない大切なこと」を聴き取り、感じ取って行く姿勢で診療を続けて参ります。
エッセイ · 2021/02/11
日々の忙しい臨床の中で、ふと文章にしたいアイデアが泉の様に湧いてくることが多い。しかし、知の泉というものは自然に湧き出てくるものではなく、日々の臨床研鑽の中で思いつくものであると思う。...
エッセイ · 2021/01/04
当院の患者様、ご家族の方、医療関係者の皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 1月2日にクリニックのある場所の氏神様である松原神社へ初詣に行って来ました。今年も1年無事で過ごせますようにお祈りして来ました。...
エッセイ · 2020/12/31
28日に年内最後の診療日を終え、その後年賀状作成や掃除、買い物などの新年の準備で年末の慌ただしい日々を過ごしております。5月30日に突如ブログを始めてからネタ切れになることなく半年以上続けることが出来ました。これも、読んでくださった皆様のおかげです。また、この1年当院へ通院して下さった患者様には心から感謝いたします。...
エッセイ · 2020/12/27
私はクリスチャンではないが、クリスマスも終わったばかりであるのでキリスト教にまつわる話題を一つ。...
エッセイ · 2020/12/24
 今年もあと残り僅かになりましたが、当院で一番残念だったことは自ら死を選ばれた方が数人おられたことです。希死念慮を訴える方も精神科の性格上多く、患者さんから発せられるサインを見逃さないようにはしていますが、全くサインがなく既遂に至る方もおられ、連絡を受けた時にはまさに痛恨の極みです。今後、診療技術を少しでも向上させる努力を積み重ね、自殺予防に努めて行く所存です。  パスカルは「人間は考える葦である」という言葉を後世に残しました。この言葉の意味は「人間は自然の中では弱い存在であるが考えることによって宇宙を超える」であり、「考える」ことの重要性を示した名言であると理解しています。しかし、精神科の診療を長年やっていると、本当に葦の様に脆(もろ)い人がおられ、ちょっとしたストレスが加わるだけでも、あっけなく自殺企図に及ぶ人がいますので、私にはこの名言の中で「葦」という言葉の方が強く響きます。  早熟な天才で多方面で優れた業績を残したパスカルも39歳の若さで亡くなっており、あれこれ考え過ぎて頭でっかちにならない方が長生きするのには良いのではないか?とも思います。与えられた命以上に大事なものはないです。来年は当院の患者さんで自死する方が一人も無いように務めたいと思います。
エッセイ · 2020/12/24
ここ10年以上、年末にはクリニックの忘年会があり、各人が「今年の一字」を書いて、その思いを述べていましたが、今年の忘年会はコロナの影響で開催できませんでした。...

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